石材床「ピロティー」撥水メンテナンス
「ピロティー」の床石に撥水処理をしたものの、石に汚れが付いていたのか?その箇所(汚れ)に撥水が浸透しなかったのか?マダラ模様(悪い石目柄の様)になって浮いて来ました。住居人さんが「汚く・見苦しい」と、多数の意見が出てきて、再度の美装施工に踏み切りました。
石の場合は、汚れていない様で大変汚れているのが現状です。なぜならば石の表面は無数の穴があり、さながら呼吸をしているかのようで、浸み込んだものはうまく蒸発せずにシミとなってしまいます。
まず塗っていた撥水剤を剥離します。
角度A・ 剥離前の写真ですが、白い線状の汚れの様なものが判りますでしょうか。
剥離後の写真ですが、塗布していた撥水を除去して汚れも取らないと、再度塗布する撥水が、全く効き目のない再トラブルの原因となります。
完了した、撥水塗布後の写真 です
角度B・ も同じです。
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撥水剤には写真のような濡れ色仕上げの「ウェットタイプ」と
石の色そのままの「クリァータイプ」があります。大別すると2種ですが
最近は技術も進歩し、石の種類に応じた、そして適正なさまざまなタイプの撥水剤があります。
また、撥水剤だけでなく、コーティング剤も進化しております。
石材のメンテナンスに関することは、是非お問い合わせください。
石材は、適切な処置を素早くして頂き、是非長持ちさせてください。